タッピング(EFT)をやっても効果が感じられない時②

タッピングをしても
あまり効果が感じられないなぁ、
という方のために、
ヒントをお伝えしています。


前回の記事
タッピング(EFT)をやっても効果が感じられない時①では、

テーマがざっくりすぎて
ピンポイントに絞れていないと
効果がわかりにくいこと、

また、1〜2回のセラピーで
結果が出ない、と諦めずに
色々なアスペクト(側面)から
ワークしていくことが大事、

とお伝えしました。

さて、今日はその続きですよ〜♪
タッピングしても
感情の数値が下がらない時、
ココロの中では
どんなことが起きているのでしょう?

image

無意識のレベルで状態が改善することに抵抗している



もうこんなの嫌だ〜!
こんな感情、早く解放したい〜!
早くラクになりたい〜!

と、願っていても、
無意識のレベルでは
良くなることに抵抗している場合。


無意識の抵抗、というもの。

そう、
無意識なので全くスルー!です。

例えば、
病気を治したいと思っているのに、
無意識では、
病気でいることで良いことがある
と思っていたら?

家族に優しくしてもらえたり、
会社や学校を休めたり・・

何かしらのメリットがあると、
なかなか手放せないものです。


例えば拒食症の方。

唯一の自分の取り柄が
痩せていることだから、
拒食症が治って太ってしまったら
友達が去ってしまう、
と思っていたら・・?

頭ではなんとかしなくては、
治りたい、と思っていても、
無意識で抱えているメリットは
気づいていないだけに
なかなか手放せませんね。


また、長〜い間ずっと
抱えて来たネガティブな感情や
そこから生まれる態度やくせ、
行動パターンや言葉は、
あまりにも自分の一部になっていて、

手放した後にどうしてよいか、
どんな自分になってしまうのか
わからない!

という恐れがある場合も
手放しては困りますよね。


また、
相手への怒りを手放したいけど、
怒りを手放してしまったら
相手が正しいと認めることに
なってしまう・・・

こんな怒りも持っていることで、
無意識に自分を守ろうと
しているのですね。


何と言っても、
潜在意識(無意識)の部分は
意識全体の95%
とも言われています。

潜在意識で抱えている思いが
どれだけパワフルか、

どれだけ
私たちの言動を支配しているか、
想像するのはたやすいですね。


無意識の抵抗へのアプローチ



感情を感じながらタッピングして、
そろそろ感情のレベルも
下がって来ているのに、
なかなか数値がゼロにならないとき、

こんなときは、
無意識の抵抗かもしれません。

いつも以上に
身体の感覚に意識を向けてあげて
くださいね。

微かな微かな
違和感がないかチェック上差し

まだ手放したくない、という思いや
手放すのが怖い!という感情が
微かに感じられるかもしれません。

または
何かを押え込むように蓋をしている感覚や
引っ張られるような感覚が
出てくるかもしれません。


身体が教えてくれます♡
だから、よ〜く感じて♪


その感覚や感情に気づいたら、
ゆっくり寄り添って、
そこにタッピングしてみてください。


ご自分では難しいな、と思ったら、
セラピストさんと一緒に
ワークしてみてくださいね♡


「抵抗」というと
なんだかネガティブで厄介な言葉に
聞こえるかもしれませんが、

この「抵抗」は
これ以上傷つかないように
精一杯自分を守っている健気な自分。

この世界でなんとか上手く
生きていこうと必死な健気な自分。

そんな風に感じたら
ちょっと愛おしくなりませんか♡


こんなにがんばって抵抗している自分に
しっかりと寄り添ってあげるって、

自分に対する愛でなければ
なんでしょう??

やり甲斐のあるワークだと思いますよ〜♪


とはいえ、
私もかなり気が乗らないと
自分ではできませ〜ん

だって、無意識で抵抗してるんだもの!


また長くなってきましたので、
タッピング(EFT)をやっても効果が感じられない時③
に続きますね♪

ご参考にしていただけたら
嬉しいです♡